「話し合いの育児」ディベートではなく、ディスカッションしたい話。

地球環境と家族

みなさま、こんばんは!
香川県坂出市でアドラー心理学自助グループをしている「たんぽぽ」です。
今日はネットでこんな記事を見つけました。
ゲノム編集トマトピューレー販売開始のお知らせ
ところで、ゲノム編集って知っていますか?
こちらのHPによると、

ゲノム編集技術とは、ハサミ遺伝子などを用いて、植物自身が持っている遺伝子配列を目的に合わせて確実に「変更」することで、植物が本来持っていた遺伝子の働きを「強化」したり、「停止」させたりできる品種改良技術の一つです。

ゲノム編集トマトピューレー販売開始のお知らせ

ということらしいです。
このトマトピューレはゲノム編集技術を使って作られたということですね。
ところで、このゲノム編集トマトを作ることは「良いこと」でしょうか?それとも「悪いこと」でしょうか?

こういう社会的な課題って他にもたくさんありますよね?
例えば、ゲノム編集トマトに近いところで言うと、農薬を使った慣行農業が良いのか、自然農法がいいのか。
二酸化炭素を排出しない原子力発電はクリーンエネルギーなのか?それともデンジャーなのか?
果たしてどうなんでしょうか・・・。

これについて、自分の意見を持つことは大切だと思います。
ですが、絶対的にに自分が正しくて、相手は間違っていると思うと、「正しい」「間違い」「勝ち」と「負け」「善」「悪」が決まり、そこで争いが起こってしまいます。
つまり、負けた方は疎外されて仲間はずれになるか、次は勝つためにまた戦いを挑むかもしれません。
そうじゃなくて、「良い」か「悪い」ではなく、「これからどうするか?」に向けての協力があると思うんです。

それは、意見と事実を分けるとか、課題を分離するとか、共同の課題にするとか、価値相対論など、アドラー心理学から学んだこととつながると思います。

今は、本当に危機だと思います。
日本だけではなく、世界、、、いや、人類を含めた地球生命体の大きな危機だと思うんです。

危機というか、転換期だと思います。

転換期だからこそ、いろんな人のいろんな意見があちこちから出されていると思うんです。
例えば、環境問題についても、さまざまなことが言われていますし、さまざまな技術が開発されています。

そういう、混沌とした中で、自分はどう思うのか?ということを考える。
その上で、他の人の意見を聞く。
そして、これからどういうふうに進んで行くのか?をみんなで確認し合意しつつ、少しづつ進んでいく。

こういう「話し合って決める」ということを、まずは家庭から始めていきたいと思っています。
大人が決めるのではなく、大人も子どもも家族みんなで話し合う。
そして、誰かが疎外されることなく、みんなが仲間として協力し合う

そういう子育てをしたいと思うのです。

環境問題や戦争など、地球規模で大きな危機を迎えている今だからこそ、
みんなで協力して少しでもよくなるように進んでいきたいですよね。

そんなことを思いました。

それでは、今日も1日お疲れ様でした。
明日も良い日でありますように。

ちなみに、こちらの写真は、このあいだ坂出市の商店街のイベントに行ったときに展示してあった、どこでもドアです。写っているのは娘です。
今日の記事の内容に関係ないようで、実は関係あります。
つまり、「その扉の向こうにどんな未来が待っているかなぁ・・・」ということです。

あなたは、この扉の向こうにどんな未来が待っていると思いますか?

そうですよね・・・!

きっと、良い未来が待っているに決まっていますよね!!!

そう信じていきたいです。

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