そこに愛(ハート)はあるんか?ごみを拾いながら地球環境を考える

地球環境と家族

みなさん、こんにちは!
香川県坂出市でアドラー心理学の自助グループ「たんぽぽ」です。

ちょっと前にこのブログでこんな記事を書きました。
「ゲノム編集トマトについてどう思うか?」
という内容です。
この記事で言いたかったことって、「いい」か「悪い」か。「正しい」か「間違っている」かを決めたいんじゃなくて、これからどう協力するか?を話し合いたいというメッセージでした。

最近は地球温暖化の解決策についてこんな考え方が登場しているのを知っていますか?
それはジオエンジニアリングというものです。
これがどういうものかというと、気候を人間の手でコントロールしようとするものです。
具体的には、成層圏に「エアロゾル」というものを撒いて空気中を覆い、地表に届く太陽光を反射して跳ね返そうというものです。

これにより、地球の温度が冷えて気候変動を止めることができるということです。

ちょっと難しいけど、このジオエンジニアリングの考え方について、子どもたちに聞いてみました。

それで、この「エアロゾルの注入」について、子どもたち、特に小学校5年生の長男は、おおむね賛成のようでした。

確かに、地球温暖化が解決されるならとてもいいことですね〜。
農作物も温暖化の被害を受けずに育つようになるし、温暖化によって沈んでしまう国や土地などもなくなるかもしれません。
そして、ゲリラ豪雨などの、自然災害も防げるようになるのかもしれません。
この時は、子どもたちの意見を聞くだけで終わってしまいました。(というか、子どもたちがこの話題に飽きてしまいました。)

ちなみに、僕の意見はというと、「ジオエンジニアリング」という技術を使いこなせるほど、人類が成熟しているのかな。と思います。
それはつまり、2つの思いがあります。

一つは、もし、ジオエンジニアリングが、地球の温暖化の解決に大きな効果を発揮したとして成功するとします。そうなった時に、ジオエンジニアリングという技術が、特定の国や、権力者の利害ために使われることがないのか?ということ。

もう一つは、もし逆に、ジオエンジニアリングが失敗してしまった時、人類、いや、地球生命体に対してどんな影響があるのかが、未知数であること。

だから、ジオエンジニアリングは素晴らしい技術ではあるけど、人類がそれを使いこなせるほど、そして、気候をコントロールできるほど、精神的にも、技術的にも未熟であると思います。

ですので、僕はジオエンジニアリングには反対です。

じゃあ、どうするのか?

どうしましょうかね。。。

偉そうに書きましたが、僕はどうするのがいいのか答えは出ていません。

とりあえず、

「この地域に対して、地球生命体に対して、自分に何ができるのか?」という問いをぶら下げつつ、

ごみを拾いながら考えてみます。

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